2017-02-03

スノーデン Snowden

9.11以降、世界を信じられなくなった米国は世界中の人々の個人情報を盗み見、テロの要因がないか疑り続けた。

CIA、NSAが行った記録を持ち出し、暴露したエドワード・スノーデンの実話の映画化は米国が世界最大のハッカー集団であることを描き出す。

電源の入っていないPC備え付けのカメラを遠隔操作で起動させ、盗撮するとか、SNSの人の繋がりから監視リストを作り出すとか、CIA、NSAの行った行為は世界中の人々以上に米国国民の方が多かったと云うからある意味滑稽。

テロに怯えながらも、銃社会の混乱を防ぎ得なかった愚かさがどんどん米国を閉塞化させていったのだろう。

最悪の男ブッシュに変わって黒人初の大統領になったオバマでさえ、ハッカーとののしったエドワード・スノーデンが暴いたもの。それは自由より安全を選ぶ米国の堕落。その先にトランプ政権があるのは、こうしてみていけば何の不思議もない。

最後に映し出されるエドワード・スノーデン本人の最新の映像はテロ国家米国から亡命した自由さが感じられる。

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