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札幌シネマフロンティアのメンバー更新の期日もあり、今年になって邦画を観ていないのもあり、ちょうど行定勲監督の新作をやっていて、観られる時間帯だったので観に行く。
詳しくは知らなかったけど、ジャニーズの人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキの原作の映画化で、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔初主演作品とか。
芸能界という虚構と現実の中で振り回される男の話。三角関係と名声というキーワードがまとわりつくドラマを行定勲は技巧で見せる。
仲良かった親友が芸能界で成功し、うだつあがらない男と再会、酒を飲み交わした後、自殺する。
ピンクのシーンから一変、グレーに変わり、三角関係と名声が重くのしかかる。
虚構と現実はちょうど今騒動のSMAPなのか。俳優陣のピンクとグレーの演じ分けが凄すぎて戸惑うけれども、なんかストーンと落ちないまま終わるのもSMAP風。
この頃の行定勲監督、ちょっとストーリーアレンジが凝り過ぎのような気がする。
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