青年とトラの漂流記をアン・リー監督が作った。時間的にIMAX 3Dが観られそうだったけど、間に合いそうもなく、別な劇場で2Dでもいいかと少し後の時間の上映に入る。
パイという人物の物語は前半、子供の頃の話が語られ、後半のベンガルトラとの漂流記に辿り着く。
軽快な語り口の前半の流れが後半の漂流記にも引き継がれており、自分がトラに喰われないために魚を捕ってトラに与えるというようなシニカルな話も語られる。
太平洋のど真ん中、動物との共存は出来るのかの物語は自然の脅威と孤独から救ってくれたのはトラという展開にはうまいなと思ってしまう。
CGを駆使して作られたベンガルトラの動きもリアリティあふれるものだったし。
ただ、作り物の大自然ドラマはそれ以上の感銘はなかったけれど。
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