年末年始の話題作ながら、長時間のため、開始時間がなかなか合わずにいた「レ・ミゼラブル」朝一の回が間に合いそうなので出かけていったけど、結果、頭10分ほど間に合わず、仕方なしに観た。
パンを盗み、19年間投獄されていたジャン・バルジャンが生まれ変わろうと誓う場面から見始め、見殺しにした女の娘と共に生き、何度となく繰り返されたフランス革命後の貧困社会に怒る民衆と共に生きる、『悲惨な人々』(レ・ミゼラブル)の物語。
そのミュージカル版の映画化ということだけど、絶賛に世評ほど感動もせず、耳に残る名曲も特にない。
果敢に戦う『悲惨な人々』(レ・ミゼラブル)の亡骸にジャン・バルジャンを追い続けたジャヴェールが敬意を表す場面に泣けたけど。
日本でも敗戦間もない頃、「レ・ミゼラブル」が時代劇として映画化され、国際俳優として名高い早川雪洲で作られたそうだけれども、是非その作品を観てみたいとは思う。
敗戦下の焼け跡から立ち直る『悲惨な人々』(レ・ミゼラブル)を。
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