吉本興業が作った東南アジアの日本人の物語。
40過ぎても売れない役者のタイ旅行<チェンライの娘>。忙しさにかまけて、フィリピンにいる彼女の近況もおざなりにしていた<ニュースラウンジ25時>。旅先のマレーシアで出逢った華僑の女の子とマレー系の自転車タクシー運転手の言葉が通じない珍道中<FUN FAIR>
そのどれもが日本人は日本語オンリーで、よくて片言英語で現地の人と接し、現地の人の日本語フォローでなんとか成り立つプロセスが島国人の哀れを感じる。
金では何ともならない人との触れ合い。昔の日本のような風景に生きる東南アジアの人々のしたたかさに向き合う不器用な日本人もまた愛おしく感じもする。
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