テレビドラマの映画化だからレンタルDVDが出るまで待ってもいいかとも思うけど、コロナ渦沈静化と共に増え出した人混み疲れから来るストレスがきつく、気持ち安らぐ映画を観たくなった。
もろはめ込み映像とわかるオープニングの京都旅行は白けたけど、主役のゲイカップルと賑やかな取り巻き達が描かれるけど、性格上ドラマを拡散させなきゃならないテレビと違い、賑やかな取り巻き達は控えめで、主役の二人の話に重き置かれ、落ち着いたドラマになった感じ。
ゲイカップルならではの悩みも描かれているけど、お互い先回りした気遣いが愛おしさとなり、いろんな名言が飛び交う。
「これからはひとりで死ぬ時代」賢二のお母さんの言葉が何か今の時代を言い表しているようで突き刺さる。
タイトルにあるように、料理のレシピもしっかり描かれ、食事ネタでドラマは廻る。
セレブな小日向カップルに真似るわけでもなく、倹約を積み重ね、贅沢のご褒美を楽しむ史朗と賢二カップルはやはり身近に感じられる。
個人的にはジルベールのやんちゃさをもっと観たかったけど、「こんにゃく今夜食う?」史朗と賢二カップルのだじゃれに忘れられない思い出残す生き方に再会出来た。
そういえばみんなマスクしてないな。それも安らぎだったりして。
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