伝説のガンマン、ジャンゴのクエンティン・タランティーノ監督編は黒人奴隷からガンマンになった男。
賞金稼ぎの元歯医者と出会い、旅するうちに、闘いに逃げ惑う格闘奴隷(マンディンゴ)を犬にかみ殺させ、食べさせるブルジョワ白人の家に別れ別れにされた妻がいると知る。
情を持てば殺される。それだけの掟に生きるジャンゴと元歯医者の友情は固く、非情には非情で立ち向かうふたりがかっこいい。
奴隷解放への抵抗が激しい時代に生きるジャンゴの殺戮はまた残酷。
黒人(有色人種)を蔑む白人を殺し、その白人の手先になる黒人を銃で撃つ。
こんな伝説のガンマン、ジャンゴを描いた作品を評価する米アカデミー賞はまだまだ捨てた物じゃない。
レオナルド・ディカプリオの気色悪い悪役ぶりもなかなかだったし。
ジャンゴのテーマ曲は次どこで聴けるだろうか?反骨のガンマンがいる限り歌は流れ続ける。
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