160分の長尺と知った時、大丈夫かなと不安を抱きつつ、長尺ゆえに早く上映が終わるかなと観に行った「横道世之介」
最近流行りみたいな1980年代ノスタルジィの一編でありながら、「南極料理人」、「キツツキと雨」の沖田修一監督作品だけあって、面白かった。
思い出すと懐かしさがこみ上げてくるそんな奴の物語はそのまま日本が一番幸福な時代だった1980年代なのかも知れない。
何気なく生きていながら、それでいて仲間意識があり、一生懸命バカやりながらも生きていたそんな思い返すと心が温かくなる奴との思い出は、何年か後に今を思い返し懐かしくなるよう生きているかの反問にもなるんじゃないか。
吉高由里子のハジケぶりが可愛く、ラストの長廻しも圧巻だけど、もう少し短くも出来たかなと思ったり。
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