「命ある限り」に続いて、インド映画「きっと、うまくいく」を観た。
学生時代に学校の寮で同室だった3人の再会の物語。その根本にはIT大国になったインドで過大な期待がプレッシャーになり、若者たちの自殺が社会問題になっている現状があるらしく、荒唐無稽な話ながら生きる意味を笑わせながら見せていく手法には脱帽する。
エリートながら疑問に思うことはストレートにぶつけていく主人公の口癖は「将来なんて誰にも判らない。だから『きっとうまくいく』と念じるんだ」
楽観的ながら、仲間を信じるという基本はぶれずにあるから物語も感動する。こんな基本的な物語の約束事がぶれずにあるインドという国の国民性はやはり羨ましい。
「将来なんて誰にも判らない。だから『きっとうまくいく』と念じるんだ」温暖化の現代社会を生きる若者たちのドラマ。すっかり青春ドラマが作られなくなった日本でもリメイクして欲しい物語だね。
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