知的障がいの人達が暮らすグループホーム。その居間を舞台に知的障がい者の取り巻かれる環境がひとつのドラマの中、語られる。
解散した東京セレソンデラックスの人気舞台の映画化だそうで、東京セレソンデラックスを主宰し、脚本を務めた宅間孝行も出演している。
グループホームひまわり荘で女の子がひとり死んでいた。
そこから始まる物語はグループホームの運営の厳しさ、居場所をなくした知的障がいの人達が辿り着く刑務所かホームレスかの過酷な社会。そして、知的障がいの人達の身内の苦悩が描かれる。
地域で生きるという当たり前が当たり前でなくなる社会。それは孤立死していく高齢者にも言えるだろうし、ワーキングプアの若者にも云えると思う。
個人より社会が大切にされる日本社会は無関心に個人を葬る。孤独な社会は人を求める人に程冷たい。
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