八重山諸島の古典民謡の歌い手、大工哲弘さんの新譜『ジンターランド』は、中山晋平、野口雨情などの童謡運動で作られた歌たちを集めたもの。
「大人は童心に返れ!」と作られた歌の数々には「シャボン玉」のように産まれたわが子を亡くした鎮魂歌もある。
シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
うまれてすぐに こわれて消えた風 風 吹くな シャボン玉とばそ
国を愛せというならば、我が子を愛せ、郷土を愛せ、人を愛せ。
日本の音楽、音頭のルーツを紐解いてみました。
アラブ歌謡との類似性なんか知られていないと思いますが。
JANJAN : 「幻の名盤」、初代桜川唯丸師の「ウランバン」が復刻
食て寝て起きてまた食べて 同じ事して死んでいく
人の命の常命は 鯨尺でもメートルでも
測る長さに変わりはないが
通り相場で八十年 よしや百まで生きたとて
中風で手足が自由にならぬ
入れ歯でこうこ(つけもの)を噛むようじゃ
恋も未練もなんのその
落ち着く先は三途の川のステーション
乗り換えなしの特急で片道限りで
往復切符が間に合わぬ
長い浮世に短い命 始末始末で金貯めて
財産税に取られるよりも
年に一度か二度三度 桜川唯丸でも呼んできて
江州音頭でも聴く方が これがこの世の極楽じゃ
映画を観、その前に知った日本軍の総指揮官・栗林忠通中将のノンフィクション「散るぞ悲しき」を書かれた梯(かけはし)久美子さんが語られた硫黄島の星条旗の裏話なんかも書き添えて、記事投稿。
その前に書いた記事も合わせて紹介。国に尽くす事が愛国なんかじゃないと思う。
イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」は、地球のいたるところを爆撃支援するのは、たぶん戦場を知らない愛国者であることを示唆する。2006年11月3日掲載
「戦場を知らない愛国者へ 映画『父親たちの星条旗』」
政治、行政が企業などの暴走の歯止めをかけられなかった公害問題など過去の過ちを不問にし、国際競争の名の元、国民の生活が二の次の政治、行政を続けてはいけない。2006年11月1日掲載
「最近の司法判断からの提言」