今日の夕刊に『フリーターへの根強い偏見』と題した高原基彰さんの論文が載っており、ジョブレス・リカバリー(雇用なき回復)と呼ばれたアメリカ1990年代の雇用状況が日本でも起こっており、表題のフリーターへの偏見より、"正社員信仰"を問題にすべきというお話。
趣旨は判るけど、じゃあ、フリーター(著者曰く「実は誰でも構わない」)をメインに据えたとして、かつての職人芸を育てよと言うのでもなく、単なる状況分析ジャンと思ってしまう。
調べるとアメリカは2000年代にはジョブロス・リカバリー(雇用減少の回復 [Job-loss Recovery])を迎えおり、フリーターすらいらない世の中。
日本経済の"正社員信仰"にしがみつき、フリーターを蹴落とす形は確かに問題だけど、「実は誰でも構わない」仕事を如何に安定供給させるかが問題なんじゃないだろうか?
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