一かけ二かけて(西郷隆盛 娘です)
「一かけ二かけて(西郷隆盛 娘です)」という歌をご存じだろうか?大工哲弘『ジンターランド』で歌われる童歌で、九州地方の恨み節として、様々な結末の歌詞の中には、敵討ちなどという物騒な事を歌っているものもあれば、じゃんけんで負けたら、西郷さんの幽霊に叩かれる歌もある。
西南の役の遠因と云われる西郷隆盛の征韓論も朝倉啓司さんの著書『遊歌遊侠』で朝鮮武力開国ではなく、開国を勧める遣韓使節として自らが朝鮮に赴くことであり、むしろ遣韓論という話もあり、味噌糞一緒に始末した明治政府への恨み節が西南の役を招いたようでもある。
国家を守るために、国土、国民をあざむく権力思考とはやはりじゃんけんを挑んだ方がいいようです。
一掛け 二掛けで 三掛けて
四掛けて 五掛けて 橋を架け
橋の欄干 手を腰に
はるか彼方を 眺むれば
十七八の 姉さんが
花と線香を 手に持って
もしもし姉さん どこ行くの
私は九州 鹿児島の
西郷隆盛 娘です
明治十年の 戦役に
切腹なさった 父上の
お墓詣りに 参ります
お墓の前で 手を合わせ
南無阿弥陀仏と 拝みます
お墓の前には 魂が
ふうわりふわりと ジャンケンポン
amazon.co.jp : ジンターランド- ジンターランド (JINTA WONDERLAND)
- OhmyNews : 多様な愛国論
0 件のコメント:
コメントを投稿