オープニングの東京オリンピックを語る田原総一朗から始まるドタバタ劇に、これは駄目かなと思って観ていくと、園子温流のラブ&ピース論がぶっとく描かれる。
浦島太郎か、怪獣ガメラか、助けた亀に助けられ、愛と平和を勝ち得ていく主人公と使い捨てられるものたちの哀しみと怒り。
そんなものがオーバーリアクションと人形劇、そして東京を破壊していく怪獣アクションに込められていく。
「君を忘れない」どんどん忘れて便利さに健忘する現代人へのラブ&ピース。そんな映画が心地よい。「どこで見る東京五輪天か地か」シニア川柳より
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