2015-07-21

マッドマックス 怒りのデス・ロード Mad Max: Fury Road

メル・ギブソンの出世作「マッドマックス」シリーズの30年振りの蘇り。

監督も同じジョージ・ミラーで、主役がメル・ギブソンからトム・ハーディに変わっていて、老監督と若手主役でこのシリーズのイメージを壊されるのではないかと心配で観たい映画リストから外していたけど、映画の評価がすこぶるいいので観に行くことにした。

感想としては「マッドマックス2」に似た感じ。因縁劇の第一作にも込み入った話の第三作にもならず、ひたすらバトルの連続。「マッドマックス2」が安住の地探しであったように、新作は破壊された世界を行って戻る話。

メタルロックの映像化はそのまま受け継がれ、放射能汚染で破壊された世界は更に具体化されている。人々は奇形、アトピー、アレルギーばかりで健康体の赤子が奇跡のように語られる。ご老体ジョージ・ミラー監督の近未来予想図は更に悲惨なバトルロワイアルとなっている。

メル・ギブソンから引き継いだトム・ハーディは悪くはないけれども、「マッドマックス」のメル・ギブソンがセクシーすぎたせいか霞んでしまうのは可愛そうだけれど。

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