一夜の乱交パーティーの物語。
かつてのロマンポルノを知るものにとってはどれだけエロく描きながら、人間模様を描いているかが見所と思っていた。
しかし、映画は登場人物皆裸でありながら、エロくなく、人間模様だけが浮き上がるもの。所詮、舞台用の戯曲だった。
今更、乱交パーティーに集まる者、主催する者が普通の人でしたでは誰も驚かないし、お互いの駆け引きも平凡。平凡だらけを絡み場面を映すことで衝撃を作り出そうとしたのだろうけど、エロくないから致命的。
原作者が監督するのではなく、ロマンポルノ出身の若手監督に作らせた方がもっとエロくドキッとするものが出来ただろうに。
日本の性文化って、抑圧されているから凄いんだけどね。
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