ノーマン・Z・マクロード監督、ダニー・ケイ主演で映画化した「虹を掴む男」のリメイクとして用意された舞台は、世界に知られたグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る物語。
合理化の嵐吹き荒れる「LIFE」の社内で、「LIFE」のモットーであった"もっと近づこう、互いを知り、もっと感じよう'を信じる男の冒険は忘れられたアメリカン・ドリームでもあるだろう。
妄想場面の派手さと物語の辻褄に米国らしい大雑把さを感じつつも、虹を掴もうとする男の物語は棄てがたいものもある。
そして、何よりその男を支える母親役のシャリー・マクレーンが古き良き米国を醸し出していて、すばらしかった。
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