頑固者の親父に届いた100万ドルを贈呈するという手紙。早合点の親父はその金を受け取るために遙か離れた街に行こうと高速道路を歩く。
そんな親父と親父の早合点を指摘しつつも聴いてくれずに親父の思い通りに車を出す息子。
モノクロ画面で綴られるロードムービーは親子の絆を追い続ける。
そこまで金に固執する親父の思いが解き明かされた時、息子は親父の思いを叶えさせようとする。
親子関係に幸福を探す映画は忘れかけた人との絆の物語。親父を批判し続け、自分は若い頃にモテたというおふくろもいい味が出ている。
持ちつ持たれつ、突き放す。人間社会このバランスが大切なんだよね。
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