確定申告、入院の保険金請求などなどやっておかなきゃならないことも一通り片づいた。
いつも思うけど、元々が雪国の日本で、年度末は何故三月なんだろう。雪解け、花開く季節を迎える区切りという元々の意味は判るけど、人事異動から確定申告、受験、新学期、入社シーズン、人の生活すべてが変わるこの時期はまだまだ雪や寒気の影響を受けやすい時期なのに、更に忙しさを増してるような。消費の底といわれる二月もそんな人の忙しさから来るのかなと思ったりして。
退院間もない本来安息の時も、多めに頂いた休みに街中駆け回り、それでも意識的に身体を休める時間を作ってはいたけど、用件終了と同じ時期に仕事の方も復帰モードになってきて、なんか休んだ気がしない。
昨日、一昨日とディスクワークの平日の仕事が久々連チャンで続いたけれども、やはり根詰めるディスクワークは疲れるので、つい息抜きに関係ないことをしてしまう。
そんな時、僕の快気祝いも兼ねて、元々小樽に店を出していた親戚がススキノで居酒屋を開き、繁盛しているのを、従妹から入院中に教えられ、退院したら、その店に連れていってと頼んだことから、一昨日の夜にその店に集まることになった。
「味処酒房なかむら」に行くと、小樽の従姉が店を切り盛りし、従姉の旦那が調理場で黙々と料理を作り、家に戻ってきた次男坊が店の手伝いとして接客をしており、奥まったテーブル席に入院中身の回りの世話をしてくれた従妹と何年か前から外出は車椅子になってしまった叔母がいて、僕を出迎えてくれた。
その後、従妹と双子である家族も揃い、場はいつしか親戚会議になり、肝臓によくないからとアルコール控えめを云われている僕もレモンサワー一杯で場に酔ったのか少しほろ酔い加減。
気の許せる人たちと集うことがやはり一番の休養なのかなと思ったりして、帰り際、「ランチもやっているからまた来なさい」という「味処酒房なかむら」の従姉に見送られ、帰宅につく。
時間に追われる時代だからこそ、いっ時、時間から解放される場所を作るのも身体に易しいのかもと思いもする。
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