夜の東京の街並みを走る映像に流れる鈴木常吉の歌「思ひで」。いつものオープニングが深夜に営業する食堂「めしや」のドラマがまた語られる。
今回は四季を意識したのか、語られる三つの話は春・夏・秋。
喪服女の焼き肉定食、蕎麦屋の倅の焼きうどん、そして、訳あり婆さんの豚汁定食。
テレビ版の常連客から相変わらず入り浸り、それぞれのドラマに色を添えるけど、それぞれ話が完結しているから、なんかテレビの連続ドラマっぽくなった。
それぞれの人間模様も上辺をなぞっただけのような気もするけど、アシスタントに徹する小林薫が包み込む世界観はやはり安らぐ。テレビみたいでも観たくなるのは今の時代だからだろうか。
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