2010-05-17

通院日 Day of going to hospital regularly

今日は定期的なB型肝炎の通院日だった。

今月はゴールデンウィークがあったせいか、病院の混みようはいつもよりひどく、待合い場所になっている診察室前の広い廊下も人の行き来もままならぬほどの混みようだった。

受付を済ませ、いつもならば待たされずに採血をとる中央処置室でも待たされたからその混みようはちょっと半端ではない。

難病の団体である難病連から送られてきた機関誌にも地域の医療機関不足の問題が載せられていたけれども、おそらくここに集まる患者さんの何人かの方は北海道中から数時間かけて来られた患者さんなのだろう。

診察の順番が呼ばれるまで、何げに廊下の壁に貼られたポスターの数々を見ていくと、社会保険の病院らしく、「仕事中や通勤途中の怪我、事故は労災で」というようなものから、「暴力、暴言、セクハラは断固たる処置を執ります」というような患者だからは許さない医師、看護婦の人権保護をアピールするものまである。

「軽い怪我だから」と労災を使わない事はよくない事であるらしく、助成の支払先が変わるから、労災であるならば、労災を使いなさいと云う事と医師、看護婦の人権保護は権力にこびたり、権力側になりたがる人の意識を指摘しているようで面白い。

診察前に自分で計る血圧測定はちょっと低めの血圧が気に掛かる。

診察の順番が来て、診察を受けると血液検査の数値の一覧をプリントしてくれて、経過はよい事を教えてくれ、検査に時間のかかるウイルスの数値はひとつ前の検診の時のデータが示された。

抗ウイルス剤の副作用なのだろう下痢、軟便状態を聴かれ、今も時折あると答えると、次回検診時に腸のエコーを調べる検査をしてくれるという。

まずは一安心と病院内の食堂で昼飯を食べ、やっと暖かくなった街を歩き、夜に帰宅すると病院から電話があり、明日の午前9時前に薬の事で電話するとの言付けがあり、もしかすると抗ウイルス剤の副作用が長引いているから何か対策を練ってくれたのかなと思ったりする。

きめ細かな医療業務を円滑に行おうとしている病院に対し、有り難く思えるとともに地域医療の確立を願いたくもなってくる。

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