友だち何人かとの飲み会の帰り、地下鉄でコギャル風の女の子二人、浴衣姿で乗り込んでた。
札幌の夏を告げる神宮祭の夜店の帰りなのだろう。あいにくの雨で浴衣も少し濡れていた。
「なんで初めてあった小母さんに『死ね』といわれなきゃならないの。訳わかんない。」
地下鉄に乗るまでの道筋でなんか嫌なことがあったのだろう。コギャル二人はフップンをはらすようにそうしゃべり、夜店名物の飴でくるんだリンゴにかじりついた。
初めてあった小母さんは『死ね』という流行り言葉を使いたかったのだろうね。
今の大人たちは確かに訳わかんない。
コギャル二人が大人びて見える夏の始まり。
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