劇作家・赤堀雅秋が、自身の戯曲を映画化、監督した作品。
奥さんをひき逃げされた男がひき逃げした男に復讐するという単純な話ながら、それぞれの生活環境が細かく描写される話だけど、作りは舞台劇をロケで撮ったような出来で、わざわざ映画にする必要あるのかなと思っちゃった。
ひき逃げした男が何故みんなから恐れられているのかも暴力的というだけでよく判らないし、奥さんをひき逃げされた男の気の弱さは判るけど、そんな男が経営する鉄工所の従業員が彼を慕う理由が分からない。
殺さない、殺せない殺し合いから言いたいことは判るけれども、何か戯曲をロケ撮影すれば映画になると思っているんじゃないかと思ってします。
役者たちの力演が好ましい分、残念。
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