- 19:51:01 : 蓄膿ぽい
- 22:35:03 : 西郷札【TBSチャンネル】 www.tbs.co.jp 松本清張処女作のドラマ化。西郷隆盛が軍資金作りに作った西郷札。反乱軍の紙幣ということで紙くず同然になったものを損害補償として国が買い上げるという流言にまつわる物語。紙幣が人の人生を狂わせるそこが面白い
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日本から世界へ新天地を求めて、海を渡った日本人たち。その日本人たちが自分たちの生きがいとプライドをかけて挑んだ野球チーム。
日本が戦争の時代に向かった時、彼ら日系人たちに過酷な運命が訪れる。
結構正攻法で作られた本作は、切羽詰まった彼らの暮らしの中の生きがいを描いた分だけ、息苦しさから逃れようとした彼らの楽しみが共感できる。
「帰ったら移民の子と差別されるんだって。外人に差別されるのと日本人に差別されるのとどっちが辛いのかな」
仕事を失い、日本に帰らざる終えなくなったひとりがつぶやく一言に日本人の残酷さを感じる。
米国で白人による異民族に対する差別に対して抗議が広がる今日、多民族で生きるということを実在した野球チームの人達から知るのも今日的だろう。
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ピーター・ジャクソン監督作品の「ホビット」3部作最終作。前二作は3Dで観たのだけど、別に2Dでもいいかと今回は2Dで観た。
ほとんどが戦闘シーンである本作は2Dでも見応え十分で、物語の部分に神経を集中出来たような気もする。
原作ファンの感想などを読むと主要登場人物たちの死の描写に関し、不満が書かれていたけど、アクション重視の本作は確かに人の死に関しての描写が物足りないとも思う。
まずはともあれ、3部作完成まで出演可能か心配されていた老優たちが健在で終わられたように、こちらも3部作観終えた満足感に浸っている。
未見であり、「ホビット」に続く冒険ドラマである「ロード・オブ・リング」3部作を観ようかなと思ったりしている。
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結婚記念日に帰宅すると、家の中は荒らされ、妻が失踪していた。
下手したら火曜サスペンス劇場になりそうなサイコ・サスペンスのドラマをデビッド・フィンチャーの手腕で見せはするけど、思わせぶりなラストは火曜サスペンス劇場になってしまった感じ。
妻を探す夫が殺害容疑の疑いを課せられるマスメディアの怖さから失踪の妻の話に。よくは出来ているけど、デビッド・フィンチャーが手がける海外ドラマの映画版のような気もしてしまう。
巧みに練られたシナリオはさすがで見させてはくれるけどね。
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ロック狂いの若者たちとやりたい事を封じられたアイドル歌手。食えないけどやりたい事をやる彼らに憧れるアイドル。
人気コミックの映画化は観る前は不安もあったけど、ロックが下火になっている今のおたくロックとテクノサウンドに個性を封じ込められたアイドルの夢を観せてくれた。
『てめえの脳みそ見せてみろ』
ロックに生きたいけど生きれない者たちに歌う今のロックは優しいけど、ロック全盛期なら邪道だろうな。
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生活環境の悪化で人間が暮らせなくなって来た地球から生命が生息できる星を探しに行く壮大な物語。クリストファー・ノーラン監督の新作。
序盤の環境破壊に繋がる開発は全て中止され、農作物を作ることで生き延びる男が宇宙に旅立つまでの話は体調のせいもあるけど、眠気との闘いで、中盤の宇宙の話あたりから面白くなってきたかなと思っていると、地球の娘と交信する五次元空間で、なにそれと口あんぐりと期待外れの作品。
序盤の地球の環境破壊の謎を解く話も専門的な話が続き、だから生命が生息できる星を探しに行くというプロセスになるのが判りにくいのも映画の世界にのめり込めない欠点だろうし。
人間と環境。地球と宇宙。理想とエゴ。深層心理。面白くなりそうなテーマは並べられているんだけどね。
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好景気に沸くIT大国インド。インド映画でアメリカの興行成績にもランキングされたアクション映画。
米国シカゴで本格的なカーアクションのロケを行い、インド映画史上最大規模の製作費をかけた作品は巧みなCGと派手なカーアクションで楽しませる。
銀行の投資が得られなく父親を死なせてしまった大インドサーカスの団長の銀行への復讐劇はインド映画お得意の歌と踊りを交え、庶民パワーを見せつける。
2時間半に及ぶ長尺ながら、飽きさせることなく、カーアクションでのCGなどもプラモデルを使いながらもリアルぽく見せる工夫は結構手間がかかっている感じがあるし、ひとりの俳優による二役共演場面もどう撮ったのか興味深い場面も多々ある。
好景気で贅沢に作れる映画は幾重にも工夫が凝らされ、それだけでも見応えある。
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トレンディドラマっぽい予告に惹かれ、犬童一心監督作品ということもあり、期待して観に行ったけど。
気が弱く、周りに流されながらも、心の中ではデビルクロスを夢見ている青年が体験する恋愛と冒険。
筋立てはいいんだけど、好きになった相手に元彼がいて、その元彼が高校の同級生で、恋の応援をしてくれるのが幼馴染みの女の子だとか、もっとごちゃごちゃするはずの話を綺麗にまとめすぎているから、四人の見せ場もそんなになく、雰囲気に流されたという感じ。
山下達郎と竹内マリアの歌のPVみたいな映画は企画押しつけ作品という感じつまらない。唯一榮倉奈々が勝ち気だけど、可愛い女の子を演じていたのがこの映画の救い。
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原作コミックはまったく知らないけど、山崎貴監督がこの原作を映画化するというのは興味深かった。
CGを駆使するのが得意な山崎貴監督がこの怪奇コミックをどう作るのか、「三丁目の夕日」のアットホームな感覚、「永遠の0」のシリアスなドラマなどで見せた手腕がホラーアクションをどう見せるのか。
映画は結構グロく、ハラハラさせ、CGもうまく使われて、なかなか面白かった。
主人公と寄生するミギーのやりとりがストーリー展開の説明になっているけど、ホラー的な内容のなごみにもなっており、キャスティングでも染谷将太の緩さと相まっていい味になっていて、東出昌大のキモさもなかなか。
本作は母との愛情が縦糸になっているから人間ドラマとしてなりたっているけど、人間社会を乗っ取ろうとする寄生獣軍団との闘いとなる次作の予告を観る限り、アクション全面の不安が感じるけど、前半の本作はまずはよく出来た作品。
人間に寄生して共存する獣の物語は「ウルトラQ」などにもあり、その線を狙ったのだろう。なんか懐かしい作品に仕上がっていた。