TouTubeのビデオクリップ活用で、ずっと投げ出していたうちの音楽ページが意味あるものになりかけている。
アジアの音楽を見ていくとその多彩さに驚かされるけど、映像が加わるとなおの事、イメージが広がる。
その中で生涯二度と観られない想い出のライブがパキスタンの宗教歌カッワーリーの巨匠、ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンの東京ライブ。
10年に一度しか行かない東京の恵比寿で観たヌスラットのライブは圧巻だった。
アラーを讃える歌は弟子たちとの掛け合いで、讃える歌声を競い合い、互いに煽り、15分から30分に及ぶ演奏は歓喜のトランスとへ向かう。
当日、おそらくは在日のパキスタンの方達と思うけど、舞台の演奏に煽られ、舞台袖で一群となり、踊り狂うフィナーレは人間の歓喜が踊りにある事をまざまざと見せつけられもした。
異境の地の同郷の者たちの歓喜。
それは想像以上と尊いものであると思いもした。
この時、新宿で観たジャニス・ジョプリンの『ジャニス』は逆に故郷を追い出された女の見返してやるとの執念の映画。
人と人との絆は異境の地で判るのかも知れない。
この時、時間裂いて、ご馳走してくれた友にも感謝している。
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