2010-05-31

手当のリストラ Restructuring of allowance

週末のアルバイトで、今年度の待遇策が示され、経営状態が厳しい中、監督省庁のお達しとかで、皆勤手当が全廃され、特別手当という名目の中に金額を減らされた形で支給するという通知があった。

ネットを調べていくと、皆勤手当というものは、皆勤して当たり前のものであるからいらないという暴論が見受けられるけど、この国の国民は未だに勤労奉仕を美徳として、国家、企業に殉死したいというマゾヒズムが普通と考えられているのだろう。

元々、皆勤手当他の諸手当は基本賃金を多く支払うことの出来ない敗戦国の貧しい企業が皆勤したらばいくら、家族を持ったらいくら、寒冷地に勤務したらいくらなどと、雇用保険の対象にならない形で、手当として支給されていた恩着せ的なものであったらしいのだけれど、多種多様な手当が出来すぎて、不景気が長引く時代、手当のリストラをすることで、企業の経費を改善出来るのではないかと考えられているらしい。

先の「皆勤して当たり前」の暴論はその背景を視野に入れないで語ったものであろう。

手当の中で企業経費を大いに圧迫しているだろう役職手当より先に、皆勤手当のリストラは大げさにいえば国の経済状況にも影響するだろう全国民が対象になるのだから、小手先の現状逃避にしか過ぎないだろう。

ちなみの監督省庁の命によりと達せられた待遇策だけど、労働基準を指導している厚生労働省ではパートタイム労働法の改正がなされており、雇用環境を整備が示され、常勤職員と格差が出ないように、皆勤したなら皆勤手当を付けるなどして、基本賃金を補う形で賃金確保に努めるようにというパートタイム労働者就業規則の規定例が示されている。

職場上司が「NHKは国民から視聴料を徴収しながら、再放送の番組ばかりをやっている」と視聴料がNHKの番組作りに有効に活用されていないことを話されていたけど、宝くじが売り上げのほんの一部しか当選金に回されていないことを指摘した行政刷新会議の事業仕分けももっともっとご都合主義でトカゲのしっぽ切りをしている政府傘下にある諸団体の事業仕分けをして欲しいものである。

2010-05-29

強い者ほど大病多し A strong person is serious illness.

ウイルス肝炎の機関誌にC型肝炎の情報が書かれており、その中に、「女性は治りにくい」という記述があった。

それによると、男の方は治りやすいウイルスを持っている人が沢山いるのに、女の方は治りやすいウイルスを持っている人はほとんどいないという統計があるそうで、男は元々身体が弱くできていて、か弱いウイルスでも貰ってしまうのに対し、女は抵抗力が強いので、治りやすいうウイルスが入ってきたら、自分の力で治してしまうので、治りにくいウイルスが入ってきたときだけ残るから治りにくいのだそうだ。

ウイルス肝炎は早期発見、治療が一番大切なことであり、自覚症状がない分、まだ治療に専念しなくてもと、治療を後回しにしがちになり、目の前の仕事を片づけようするらしいのだけれども、完治率の統計では20歳代で8割、30歳代で7割、40歳代で6割、50歳代で5割、60歳代で4割、70歳代で3割と綺麗に各世代、10%ずつ下がるという数値があり、女性は更に10%下がるという結果があるそうだ。

抵抗力があるということは、治りにくいウイルスが入ってきたときの覚悟が必要なのだろう。

2010-05-28

重ね着 a layered look

もうすぐ6月なのに、天気予報は霜注意報が出され、ここ数日、寒い日が続いている。

先日、帰りの地下鉄の中で、向かいに座り、居眠りこいているお兄ちゃんの衣服に何となく目がいき、数えるともなく、着ている服の枚数を数えると、厚手のジャンパーの中に、ベストのようなものを着ていて、その中にスエットを着、ポロシャツを着ている。おそらく、その下には肌着もつけているだろうから、合わせて、5枚。

いくら寒いとはいえ、真冬でもあるまいに。。。

と、我を振り返ると、肌着、カットソーシャツ、ベストにジャンパーと合わせて4枚。

人のことは云えない。。。

明日からは暑くなるらしいが、こう寒暖の差が激しいと何を着ていいのか、判らなくなる。

お出かけの際の荷物には防寒用のジャンパーを持ち歩きって、いつでも気持ちは旅行気分。

気象庁の季節予報は日本の夏も真っ青状態らしい。(溜息)

2010-05-26

ペンノリ videos

日曜のライブの後、ちょっとした岡林クルージングになり、曲を聴いたり、出たばかりの「岡林信康読本」を読んだりしているのだけれど、エンヤトット音楽をやり始めた頃のライブアルバム「岡蒸気」の中の終盤、韓国民謡の舟唄に岡林が訳詞をつけた「ペンノリ」から若くして死を選んだ尾崎豊に向かって、俺は死ななかったぜとでも歌っているような「ジェームス・ディーンになれなかったけれど」が好きで、繰り返し聴き返している。

アコースティックの「ジェームス・ディーンになれなかったけれど」は尾崎と同じ年の頃は行き詰まっていたけれど、今、娘が大学生となり、親元を離れ、息子が人を好きになることを覚え、あれほど憎しむほどに嫌っていた親父が亡くなり、自分も親父の仕草と似てきたことを思う時、生きていたよかったと思うという岡林なりの尾崎豊に対する「バカ野郎」が聞き取れて、泣けるのだけど、パワフルな「ペンノリ」の生き抜いてやるとでもいったような舟漕ぎ歌は1990年代の岡林信康を代表する歌とも云われるだけあり、躍動感にみなぎっている。

今はもう岡林自身は歌われる事がなく、石川さゆりが「ペンノリ」を歌っているようだけど、岡林の映像が見たいと思っていたところ、YouTubeに「ペンノリ」のライブが公開されていた。

何人か今も一緒にライブで活動なさっている方達もいるけど、皆、若くエネルギッシュな「ペンノリ」が聴ける。韓国のサムルノリとのライブは出来ることなら、もう一度見てみたい。

2010-05-23

レクイエム Requiem

岡林信康のZepp全国ツアーの札幌を友だちと観に行ってきた。

もう何度となく札幌に来るたびに足を運んでいる岡林信康コンサートだけに、友だちと今日にどんな内容になるのか、予想を話し合いながら、開場を待ち続けた。

美空ひばりのカバーアルバムを出したから、おそらくそこから多く歌うんじゃないかの予想通り、6曲、美空ひばりに絡む曲を歌われ、氏自身のフォークソング、和楽器等中心のエンヤトットの曲と共に楽しませてくれた。

ひばりさんがごくごく普通の女性でありたいと願う気持ちと歌謡界の女王として頑張らなきゃならないという願いとの葛藤が、岡林信康にひとつの詩に曲をつけて欲しいと託されたものを、どう曲付けしたらいいのか思い悩むまま、今日まで来て、何となくひばりさんの気持ちが理解出来るようになったとして曲をつけた歌が「麦畑のひばり」だという。

どこまでも高く高く跳び続けようとする一番の歌詞に続く、このまま跳び続けて、どこに行くのだろう、もしかしたら死がそこにあるのかも知れないと思いつつ、跳び続けるという二番の歌詞は、ひばりさん自身の晩年の予知でもあっただろうし、今の経済成長の末の様々な不安を抱える日本なのかも知れない。

美空ひばりさんへの「レクイエム」の後、岡林信康は和楽器演奏中心の祭囃子に開場を誘い、生きる楽しみを聴かせてくれた。

闘病の年越しを過ごしたせいだろうか、岡林信康の生の音楽に触れられる嬉しさなのか、涙ぐみながら、コンサートを聴き続けた。

果てなく高き青空
私は見上げる
麦畑に吹く風の音
お前は見えない はるかなひばりよ
愛しのひばりよ

2010-05-21

止むを得ない事情 Unavoidable circumstances

今週は週明けのB型肝炎の定期検診から始まり、水曜日には北大病院の神経科に長年飲用しているセルシン錠がなくなりかけていたので貰いに行き、なんか通院週間になってしまった。

北大病院も社会保険病院と同じく凄い混みようで、待合いしている間に、電車が遅れて、予約時間に間に合わなかったという患者さんが診療科の受付で喋っている光景なんかにも出くわした。

北海道を二分する大学病院のひとつである北大病院もようやく電子カルテ化されるらしく、その移行期間によるトラブルが予想される旨を告知する張り紙が貼られていたけど、あちらこちらで最新システムを導引してきて、通院患者を戸惑わせていた北大病院らしい対応だなぁとその張り紙を見て、苦笑したりもしたし、その横に貼られていた転院希望の要望を受け付けますという張り紙は、通院患者の数が多すぎて、処理しきれない病院の内部事情をのぞき見たようで少し薄ら寒くも思えてくる。

そして、今日、ゴールデンウィークの連休明けから長らく待たされていた離職票が催促の末、やっと届き、ここもまた、今一番人が集まるスポットとなってしまったハローワークに出向き、雇用保険の手続きを済ませてきた。

手続きの窓口の若い職員さんにこちらがB型肝炎の事を話すと、僕もB型肝炎だったんですよと話してこられ、辞めた事情もすんなりと理解して下さった。

「止むを得ない事情」下された判定が今週歩き回った公共施設に集まる人々にも当てはまりそうで、そんな時代なのだろうなぁとふと思ったりする。

2010-05-17

通院日 Day of going to hospital regularly

今日は定期的なB型肝炎の通院日だった。

今月はゴールデンウィークがあったせいか、病院の混みようはいつもよりひどく、待合い場所になっている診察室前の広い廊下も人の行き来もままならぬほどの混みようだった。

受付を済ませ、いつもならば待たされずに採血をとる中央処置室でも待たされたからその混みようはちょっと半端ではない。

難病の団体である難病連から送られてきた機関誌にも地域の医療機関不足の問題が載せられていたけれども、おそらくここに集まる患者さんの何人かの方は北海道中から数時間かけて来られた患者さんなのだろう。

診察の順番が呼ばれるまで、何げに廊下の壁に貼られたポスターの数々を見ていくと、社会保険の病院らしく、「仕事中や通勤途中の怪我、事故は労災で」というようなものから、「暴力、暴言、セクハラは断固たる処置を執ります」というような患者だからは許さない医師、看護婦の人権保護をアピールするものまである。

「軽い怪我だから」と労災を使わない事はよくない事であるらしく、助成の支払先が変わるから、労災であるならば、労災を使いなさいと云う事と医師、看護婦の人権保護は権力にこびたり、権力側になりたがる人の意識を指摘しているようで面白い。

診察前に自分で計る血圧測定はちょっと低めの血圧が気に掛かる。

診察の順番が来て、診察を受けると血液検査の数値の一覧をプリントしてくれて、経過はよい事を教えてくれ、検査に時間のかかるウイルスの数値はひとつ前の検診の時のデータが示された。

抗ウイルス剤の副作用なのだろう下痢、軟便状態を聴かれ、今も時折あると答えると、次回検診時に腸のエコーを調べる検査をしてくれるという。

まずは一安心と病院内の食堂で昼飯を食べ、やっと暖かくなった街を歩き、夜に帰宅すると病院から電話があり、明日の午前9時前に薬の事で電話するとの言付けがあり、もしかすると抗ウイルス剤の副作用が長引いているから何か対策を練ってくれたのかなと思ったりする。

きめ細かな医療業務を円滑に行おうとしている病院に対し、有り難く思えるとともに地域医療の確立を願いたくもなってくる。

2010-05-14

B型肝炎訴訟 Hepatitis B lawsuit

和解勧告後の初めてのB型肝炎訴訟公判が開かれ、傍聴しに行ってきた。

傍聴人希望が和解勧告後初めてだったためか、法廷に入りきらないほど多く、開廷ぎりぎりに行ったため、僕も法廷には入れず、支援の弁護団の人がプリントした今日の意見陳述書を待合室で読みふけっていた。

待合室には弁護士の授業を受けている法学部の学生たちがおり、公判法廷の支援の人たち用に用意された傍聴席に交替で聴きに入っているようで、あわただしく出入りしていた。

プリントされた意見陳述書には「国が悪くても訴訟を起こさなければ、国は動いてくれないのですか。」と語る原告の陳述が書き記されており、今まで意見陳述を行った方達の証言が繰り返し述べられていた。29歳の若さで、肝硬変になり、何の補償もないまま、働き続けるしかない人、予防接種で感染させられた身で、息子さんも母子感染された人、抗ウイルス剤の副作用の危険性から子供を持つ選択を断念された人、性感染するのじゃないかと遠回しに酷い事を同僚に言われた人、医療機関で、食器による感染があるのではと嫌疑かけられ、サインペンで赤丸をマークされた人、働き続ける事もままならず、職をなくし、苦しい生活を強いられた上に、高額な医療費を負担し続けなければならない人、そんな人たちの事を語り続ける意見陳述の後には、B型肝炎訴訟の争点を弁護士がまとめた弁論が載せられていた。

1988年まで6歳未満の予防接種を受けられた方達に注射筒、注射針の使い廻しが行われており、B型肝炎のキャリア(ウイルスが潜伏し発症していない状況)の方がいるという事実があるのに、B型肝炎のキャリアである人の数を国は把握していない状況であるのに、予防接種を受けられたパーセンテージが低い事を盾に、国の落ち度を隠そうとする国側の理論は0歳児から6歳になるまでそう何度も予防接種は受けないはずであり、一、二度接種される人は大半を占めるであろう事を提示する原告側の理論の正当性の方が頷けるし、母子感染でない証拠として求められる母子手帳の紛失や父子感染まで疑う国側の論理は患者救済ではなく、患者選別を行い、救済額を減らそうとする意図が見え見えに感じる。

国が和解策を案じているうちに肝炎患者たちの身体はむしばまれていく。

それが先進国の中で類を見ない数のB型肝炎患者がいる国の実態なのだろう。

2010-05-09

フランケンシュタイン Frankenstein

アンディ・ウォーホルkが監修した「悪魔のはらわた」はフランケンシュタインを題材にしており、内臓がぶちまける場面などが今でいう3D(立体)の映画だったとかで、へぇと思ったりしている。

とはいえ、このところの寒暖の激しさに身体がまいっているのか、今朝もアルバイト出勤の支度の時、まずは肩凝りのための湿布を貼り、先週切開した足の親指の傷口が完治していないので、傷バンを貼り、歩く時に足の親指と人差し指がこすれないように、外反母趾予防のための指の間に挟むグッズをつけて、その上に靴下を穿くという、傍から見ればフランケンシュタインかと思うような出で立ちをしている。

外反母趾予防のためのグッズは昨日はそれ程でもなかったけど、今日は擦れるような感じがずっとあり、やはり歩く仕事も2日目になると何かと支障が出てくるみたい。

帰宅後、足の親指の傷口を見ると治りかけなのか、化膿しかかってるのかよく判らない。痛みや腫れはそれ程でもないけど、念のため、病院に行こうか、どうしようか迷っている。

フランケンシュタインのような歩き方から早く脱却したいけど、治りが遅いのも加齢のせいかしら。(涙)

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2010-05-06

副作用 Side effect

右足の親指の切開の後も大分治りかけ、連休最終日は街をブラブラ出来るようにまでなったのだけど、病院で渡され、飲み続けていた化膿止めの薬の副作用だろうか、喉がいがらっぽくなり、空咳にむせることが増えた。

病院で渡された薬の注意書きにも副作用として、空咳が出ると書かれてあるので、おそらく薬の副作用だろう。

幸い、傷口も化膿した状態にはなっていないので、薬の飲用は昨晩で終わりにし、今日は空咳もなく、喉のいがらっぽさも軽くなったけど、改めて薬の怖さを実感した。

B型肝炎の治療薬で、ウイルスを抑える薬であるパラクルード錠を飲用しているのだけれども、この薬の副作用も鼻やのどの痛み、下痢、頭痛などがあるようで、僕の場合は軟便気味であることが気に掛かっている。

薬以外にもB型肝炎患者が留意することとして、栄養ドリンクやサブリメントなど栄養補助食品の摂取はあまり好ましくないようで、本来、肝機能が食物摂取の際に行われる栄養抽出を食べ物として口にすることが肝機能に負担、あるいは機能不全を起こさせるのだろうなぁと思った。

人間の身体で摂取する機能があるのに、食べる前に加工されたものはある意味、大きなお世話であり、摂取する機能が衰えた病気療養のために開発されたものが広まったんだろうと思う。

現に、スポーツドリンクなどは運動後や病気療養時の糖分を含んだ水が必要な時に飲むべきものを平常時でも飲むから、糖分が吸収されやすい子供に糖尿が増える結果になっていることは知られるところだし、糖分でも砂糖などの単糖よりも、果糖などの様々な糖分が含まれた多糖の方が身体で摂取する機能を高める役目があるらしい。

日本人の薬依存はあまりに有名だけど、今は様々な味覚を作り出すことが可能な調味料なども依存が高いのか、味覚障害という話題もよく聴く。

先日の化膿止めの薬でも、メインの薬の他に胃腸に影響が出ないように胃腸薬もつけられており、薬のための薬は今も健在のようである。

そうそう、入院中に聴いた薬の話で、大概の薬はグレープフルーツと相性が悪いらしく、病院食でもわざわざグレープフルーツ禁止が明示されていた。蜜柑はOKみたいだけれども。

飲めば治るの単純思考では副作用のドツボにはまる複雑さが口に入れるものにはあるようだ。

2010-05-04

寝て曜日 A rest day of the week

足の親指の切開傷がまだ癒えないので、今日は一日、寝て曜日と部屋で大人しくしていた。

外はようやくの春の晴天に恵まれているけど、歩くのも難儀だし、切開傷を治すのが第一と思うし。

撮り溜めておいたDVDで、昔のテレビドラマで、テレビ報道局を舞台とした「美女か野獣」を観ていた。

視聴率至上主義者の女性凄腕プロデュサー(松島菜々子)と番組は人生を楽しむ為の道具と嘯きと考えるディレクター(福山雅治)を軸とした職場の人間模様は、仕事とはなんなのかを描き出した秀作で、「ヒーローなんかいらない、チームワークが欲しい」と語られる一編にあるように、スタンドプレーが常識化している今日にも十分通用する内容のドラマだった。

たまにはのんびりビデオで一日を過ごすのもいいなぁと思ったりして。

ビデオ見疲れで、昼下がり、椅子でうたた寝もゴールデンウィークぽくていいかなとも。(笑)

2010-05-03

血豆 Blood blister

土日の仕事もなんとか終わりはしたけれども、足の親指の痛みは更にひどくなり、爪の廻りもどす黒く充血しているのが判った。

爪と肉の狭間は赤く充血し、血豆のようになっていたので、インターネットで救急病院を調べ、祝日の今日、病院に行ってみた。

昔住んでいた家の近くの病院が救急病院だったので、来院してみると「来院されたことは?」と聴かれ、記憶がなかったので、初めてですと答えたところ、コンピューターで調べてくれたようで、「昭和60年に来院していますね。カルテを持ってきますのでちょっと待って下さい」と応対してくれた。

25年前の記録を残している病院のカルテ管理は凄いなぁと思いつつ、処置室に向かった。

処置室で靴下を脱ぎ、患部を医師に診せたところ、医師は僕がB型肝炎であることを確かめた上で、肝機能低下により、血小板が少なくなることからか、血が止まりにくいことがないか確認した上で、鬱血した患部を指で押し、どこに痛みがあるか確認して、患部麻酔を打ち、切開手術をした。

処置を終えると今までの痛みが嘘のように消え、内出血していた事がこれほどの痛みになるのかと自分の認識の甘さを思い知らされた。

帰り道、ちょっと寄り道をしたら、今まで以上の痛みに襲われ、やはり無理は禁物と、素直に帰宅した。

傷口が化膿しなければOKという医師のアドバイスに従い、まずは療養に努めよう。

2010-05-02

ささくれ Hangnail

数日前、右足の親指にささくれが出来、履いている靴も幅が窮屈だったためか、爪先の横が腫れ上がり、歩くと痛い。

普段は歩くのを控えればいいけれども、土日は歩き回る仕事であるから、幅広の靴に買い換えてみたけど、時期遅し。

痛みを残したまま、何とかなるだろうと昨日一日勤務してみたら、更に痛みが。。。

仕事後、銭湯に行き、恐る恐る靴下を脱ぐと出血はしておらず、腫れもそれ程ひどくなかったので、風呂で血行をよくして、帰り、薬局で傷バンを買い、家に帰り、薬を塗って、応急処置をしてみた。

どうしても休めない今日一日なんとかやり過ごせればいいのだけれど、そのしっぺ返しがゴールデン・ウィーク丸つぶれになるのも嫌だなぁ。

傷バンをすこしきつめに張り直し、足指が擦れないように、出勤準備する朝。