2014-11-20

ニンフォマニアック Nymphomaniac

デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が描いた人間のセクシャリティー。Vol.1、Vol.2併せて4時間強の作品でそれぞれ分けての上映だけかとあきらめていたところ、映画館の時刻表で昼に連続上映されていると知り、予定を変えて観に行く。

きついかなと思っていたけど、全編8つの章に分かれた作品はひとりの色情症の女性の過去を語る話で展開する。

セックス依存の色情症のアナーキーな思想が語られるVol.1。不感症になり、刺激を求め続け、アブノーマルな世界に踏み込み、そこから逃れようとセックスレスに憧れるVol.2。人間セクシャリティーの呪縛からは逃れ得ないカオスがすさまじい。

「本能は素直だが、愛は嘘つき」などのセクシャリティーから見た世界観。ラース・フォン・トリアーらしいな。

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