2011年3月11日福島第一原子力発電所にて事故発生。翌12日機能停止、全燃料がメルトダウンに至ったとみられる。
その事故による警戒区域、数日で帰宅できるとペットや家畜を置いて我が家を離れた避難民。
しかし、その日から残されたペットや家畜の地獄は始まる。
一向に避難解除がなされず、ペットの避難も許されない中、日本政府は家畜の殺処分を命じ、ペット救援のボランティアの警戒区域立ち入りを禁じる。
警察の目をかいくぐり、放置ペットへ餌やりを続ける人々、殺処分から家畜を救おうとする人々。
「こいつらは被曝の生き証人」
空腹で小屋を食べて死んだ犬、共食いをせず寄り添って死んだ犬達、飼い主を求めて服の中で死んだ猫、助けを求めて床を掻きむしって死んだ猫、寂しさから電柵をも越えてくる牛、九死に一生を得た後に殺処分された母子の牛達 (岡山 正俊 氏より)
ここに取り残したらどうなるか判るはず。感性の欠如。
先進国の地獄絵に助け出す人々はこの国の酷さを嘆いている。
0 件のコメント:
コメントを投稿