「モテキ」の大根仁監督の新作ということは知っていたけど、「デスノート」の原作者・大場つぐみ&小畑健による大人気コミックということは知らずに観た。
佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、染谷将太という個性派俳優たちで演じられる映画は原作のキャラを壊していないか気になるけど、少年ジャンプ誌内での高校生漫画家バトルは「モテキ」に似たのりで楽しませてくれた。
けど、「友情、努力、勝利」の熱血話になるにしたがい、なんか白けて、ライバル役の染谷将太だけがいい味になっていく。それと二人とほどよく距離を置く出版社の山田孝之、この二人のキャラがなければ、いけいけモードの根性ドラマ。そうなるとつまらない。
与えられた題材とは言え、大根仁監督に根性ドラマは似合わない。落ちこぼれ色も漂わせているけど、「どっこい生きている」的な「モテキ」の方が僕は好きだな。
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