オープニング、大半が死滅した沖縄の珊瑚礁で現存する辺野古の海の珊瑚礁が映し出される。
そして、沖縄戦を生き延び、辺野古に暮らす85歳のおばあの話。
殺戮の島がベトナム戦争の時にはベトナムから悪魔の島と呼ばれ、そして今、生き残る珊瑚礁の海を破壊して米軍基地が作られようとしている。
辺野古の抵抗は沖縄の抵抗となっても国は強硬姿勢をどんどん強めていく。
ぶつかり合うのは地元の住民と地元の警察官。顔見知りの争いを激化させ、地元民に和解金を振り込み、金の解決も講じてくる。
「イデオロギーよりアイデンティティ」沖縄県知事選で支援候補は語り、沖縄全島が基地反対で動く。
辺野古で起こっている状況を見ていくと「イデオロギーよりアイデンティティ」に変わろうとする反対運動の試行錯誤が感じられる。
世界中に日本政府が行っている環境破壊を広めればいいのに。見ていてそのことが頭の中に思いとして強まっていく。世界中から日本政府の環境破壊を行っている現場を観光する人がごった返せばいい。
わずか4隻のボートを排斥するために海上保安庁は大型船と大勢の海上保安官を動員するのだから。
日本政府は稀少価値である珊瑚礁の海をコンクリートの塊で埋め尽くそうとしている。
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