2008-05-01

温風 Warm air

気象観測開始以来最低とテレビで云っていた小雨の四月が終わり、予報通り、札幌は26℃を超える夏日となった。

しかし、週末より居座り続ける寒気が残っているせいか、朝は寒いくらいで、日中との気温差15度以上という体調管理が難しい日でもあった。

生暖かな南風も朝のうちは少し強く、冷気と混ざって、汗ばむほどの温風にもならなかったのが、薄曇りながら、昼過ぎには少し汗ばむ温風になったりしたものの、午後3時過ぎにはまた冷たい風が入り交じる。

何とも変な天気の一日だった。

帰宅後、27℃近くあったとテレビでやっていたけど、家で仕事していた母は大した暑く感じなかったと云っており、フェーン現象となったというオホーツク海側に比べると、実感には乏しく、このところ続く曇天のせいもあり、「夏」という感じはなかった。

でも、こんな温風によって気温が上がる天気が続き、朝晩との寒暖差が大きいと、体調が優れない人にとってはもっともきつい天候にもなるだろうし、現に、僕自身も疲れを感じている。

穏やかに四季が巡る日本の気候も、雨季と乾季の差が激しい南国の気候になっていくのだろうか。

いつになく早く咲き、散り始めた桜の花見客のマナー違反が、桜の寿命を縮めているニュースが流れ、この世の自然が無限であるかのように、甘え尽くす人間の愚かさが、この温風なのかもと思ったりする。

  • OhmyNews : 5月1日は何とも変な天気の1日だった

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