とある人の講演を聴いていて、「おや?」と思うところ、一点ありました。
その人曰く、家計に格差が出て来ている今、子供をお持ちの若い方の中にも、裕福な家庭は塾や習い事など子供の教育費にかける金額は大きいけれども、貧しい家庭はそのようなお金はかけられない。
よく云われる家計の格差が子供の教育に影響あるという話なのだけど、「塾や習い事」が教育の格差じゃないでしょうがと思うのですよ。
自慢にならないけど、僕は塾や習い事のたぐいは一切なしに育ってきた。昔よく云われた教育格差は進学したくても進学するお金がないというもので、「塾や習い事」などはお坊ちゃま、お嬢ちゃまの世界の話だったのだけれど。
貧しい時代を忘れた、もしくは貧しい時代に裕福だったお坊ちゃま、お嬢ちゃまのお話はやはり世間ずれを感じてしまう。
これもまた世紀末の現れの一端なのだろうか?
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