フォークシンガー・遠藤賢司の歌にベートーヴェンの「歓喜の歌」の替え歌がある。
全ての生物は僕らを噛み砕かんと
復讐の眼を光らせ心中をせまる
天地は僕らを同化せんものと
大気は僕らをおしつつまんとす優しきものほど怒りは大きいもの
その怒りがひとつの優しさも
消し去った時にはもう終わり
さあ今こそ歌おう歓喜の歌を遠藤賢司「歓喜の歌」
[アルバム『歓喜の歌』(1973年作品収録)
近年の環境問題の話題で人間主犯説を嫌がる人たちは自然現象のひとつで、そのうち収まるというような楽観論のようであるけれど、そうしているうちに身近な生き物たちは死滅していっている現実を見ようとしない。
昔からこのような方達は多かれ少なかれ、存在したし、それに対するメッセージ・ソングも多くあった。
やはり、フォーク・シンガーのイルカさんが歌った「いつか冷たい雨が」。この歌が僕にとっての自然を顧みる歌だったような気がする。
人間だけが偉いと思うおごりが生きる土地を失わせるのかも知れない。
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