このところ、街を歩いていると、よく懐かしい友だちと出くわす。
軽く言葉を交わすだけだったり、目と目が合い、会釈するだけだったり、そんなたわいない再会だけでも、何となく嬉しくなってくる。
昨日も仕事帰りに、立て続けにふたり、懐かしい顔と逢えた。
身の回りに様々な事が起こり、少し神経症になりかけている時だからかも知れないけれど、懐かしい顔と逢える事が一番の良薬のように思えてくる。
「書を捨てよ、町に出よう」
人との出逢いを最大の知識とした寺山修司のこの言葉を思い出す。
出逢える事が生きている証なのだろうから。
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