amazonの紹介プログラムで、日本のみではなく、海外のamazonからもギフト券が届き、先月初めにカナダのサイトで、三島由紀夫を描き、日本では遺族のクレームから公開禁止になった「Mishima」をこのギフト券で購入してみた。
ひと月過ぎても届かず、ちょっぴり海外通販の不安を感じつつ、以前、ブラジルからCD購入した際も時間がかかったと自分に言い聞かせ、気長に待っていたところ、ようやく、現物がカナダから届き、分厚いブックレート付きDVDを手に嬉しさひとしお。(笑)
映画自体はどうという事ないものらしいけれど、この頃、岡林信康が三島由紀夫が自決した時に、ライブでネタにしているのを聴いたり、三島由紀夫を歌った「まるで男のように」を聞き返していると、映画「Mishima」を観たくなるし、三島を演じた主演の緒形拳が亡くなった事もあり、観たい要因が重なった事もひとつにはあるのだけれど。
おそらく日本での発売は絶望的だろうし、海外でも廃盤になっているケースも見られるから貴重でもあるだろうし。
岡林信康の「まるで男のように」を聴きながら、映画「Mishima」を観、日本というコンプレックスに自決死した男に想いを馳せる。
「血の海に横たわりたいんでしょう
血の海じゃないと気が済まないのね
男らしい場所で男らしい理由で
ヨボヨボになってしまわないうちに
あんたもほんとうにたいへんね
何だか莫迦らしい気もするけれど」
ヨボヨボになってしまった右翼爺様たちに哀れみ抱き。
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