年末の慌ただしさからなのか、職場では体調を崩してのお休みの人が多い。中にはインフルエンザに罹った人もおり、疲れからダウンし、病気をもらうケースも多いみたい。
職場に出てきているのは、僕を含め一定年齢以上の方達で、一説によく聞く、まだ日本が貧しかった時代に生まれ、食べる物も我慢を強いられた世代がほとんどのような気もする。
飽食の時代しか知らない若者達は、本来人間に備わった周辺に対する自己防衛や自然治癒などというものを備えずに大きくなってきているようで、なんだか怖い。
片や便利さに自分を忘れたかのような高齢世代は、自信過多となり、自動車運転時に他の車との距離感を取るのを忘れたりしているようだし、札幌市内でも最も高齢化の進んだ地域の銭湯では湯船の中で「そそう」をしてしまい、風呂のお湯を全部抜いての大掃除がなされ、新たにお湯を入れる場面に何度か出くわしている。そういえば、スーパーなどでの通路が買い物かごをスーパー備え付けの手押しの台車に乗せて、買い物する老若男女で、交通渋滞なんか日常茶飯事だったなぁと思ったりする。
便利さを追い求めた日本はもしかして、一番肝心の基礎体力をなくしているのかも知れない。
これから60代に向かう団塊世代5年間の人口が10代以下の人口よりやや少ないという今の日本、これから数年後にはそのままスライドすると思うと、かなり恐ろしいとも思うのだけど。
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