今年最後の祝日、面倒ながら、年賀状の宛名印刷をし始めたところ、前々から電源を入れるたびにエラー音を鳴らしていたうちのプリンター、Canon BJ-M70が印刷半ばで、エラー解除が出来ない状態に陥ってしまった。
昨年にも同じエラーが起こり、ちょうどその時はプリンターを使わなきゃならない必要性があったので、インクの残りもあった事からヤフオクにて、同じ機種を落札し、今まで使ってきていた。
けれども、昨年と同じエラーなのと、ネットでCanon BJ-M70のトラブル報告として、このエラーが話題になっているという話を思い出し、ネットを調べてみると、「廃インク満杯エラー」というものらしい。
インクジェット機には目詰まり防止のため、インクを吐出する仕組みがあるらしく、それを溜めるのが廃インクというものらしいけど、取扱説明書では、メーカーに修理をして貰えとあるだけで、その修理費が1万円弱するらしい。
同じ現象で困った方々の掲示板の報告やブログ記事を調べると、英語のサイトにエラー回避の操作方法が書かれたページがあるとの事で、そのページに飛ぶと、以下の対処法が書かれてあった。
Reset Printer Canon BJC-5x/8x/M40/M70
- Unplug Power Cord
- Hold POWER and RESUME buttons
- Plug in Power Cord
- Release buttons after the printers starts up
- Hold CARTRIDGE and RESUME
- Press POWER
- Release all buttons after the beeps
- Press CARTRIDGE 16 times
- Press RESUME
- Unplug the Power cord
翻訳サイト頼りに、見よう見まねで、いじっていると、Canon BJ-M70の隠しコマンドがいろいろあるのは判ってきたけれども、エラーの回避はなかなか出来ない。
せっかくの祝日、こんな事で一日無駄にしたくはないと、別な日に残りの印刷をと思いもするけど、やはりなんとか出来ないかと、思い巡らす。
その時、昨年エラー発生で動かなくなった同機種を廃棄せずに残してあった事を思い出し、探し出して、見よう見まね、試してみると、あら不思議、エラー音はあっさり解除され、プリンターとしてお役目果たしてくれました。
また、いつ何時、エラー音が発生するか気がかりなので、年賀状とその他印刷しなきゃならない物をとりあえず印刷したけれど、ユーザーでも操作可能なエラー回避の操作くらいメーカー側で、あくまで自己責任でもいいから、記して欲しい物。
修理費代とかいうケチなところで利ざや稼ぐ時代じゃないでしょうにね。
思い切って、あたらいプリンターをとも思うけど、省スペースタイプが新機種には見あたらなくなり、置き場所にも困るという悩みもあり、家庭向け商品の選択の幅がなくなっているようで、ここらも気がかり。
そういえば、職場のプリンターも便利さ追求の多機能性に入れ替えたら、消費電力が多くなり、環境エコロジーも忘れられている商品開発にあきれた思いもありましたっけ。
人に優しいものはいつの間にか、金食い虫の機械に化けているのでしょう。
2 件のコメント:
おかげで、M70が順調に動くようになりました。仕事や趣味に、多用しているためこれが故障したときには、すぐに新しいものを買いにいくしかないと思っていたところでした。 詰め替えインクもたっぷりストックしてあるので、まだまだ、現役で使えそうです。
インクカートリッジや、今回のプリンターのトラブルも含め、メーカー側は、マーケティング戦略を変えるべきですよね。消費者心理に合った製品作りをしないメーカーはいずれ淘汰されることを祈ります。
うちのプリンターもその後、何度かこのリセットを行い、延命させています。
利用者の使い勝手への配慮を怠ると本当に外資系に淘汰されてしまうでしょうね。
もっと「使う」という観点に立ち戻って貰いたいものです。
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