この頃、HTML5とCSS3の辞典を買い、HTML5を試してみたり、今話題の電子書籍の作り方を覚えたり、またWebの事を勉強している。
先月公示されたJIS X 8341-3のウェブアクセシビリティのブログ記事のアラートなども登録して、JIS X 8341-3の評判などもチェックしているのだけれども、ここ最近は月初めに「規格の策定者が解説する JIS X 8341-3:2010」というセミナーが東京で行われたので、そのレポート記事が多く届き、その感想を読み、なるほどねとこちらも勉強になっている。
そのひとつ、Niftyのフォーラムでもお馴染みだった水無月ばけらさんのえび日記の記事が「だよね」といいたくなる記事だった。
「WCAG2.0を解説したJIS X 8341-3:2010」みたいな感じで、その試験方法や実装方法がいまいち判りにくいという感じを僕も持っていますから。
水無月ばけらさんのような現場サイドの人の視点はやはりためになる。
WHOの障がい者の概念の見直しから始まったのであろう「障がい者、高齢者への配慮」は「加齢も障がい」「怪我や妊婦など一時的な物も障がい」とすることで、誰もが障がいを抱えるとする視点は面白いと思うし、工業規格の指針となった日本提案の「ISO/IECガイド71」は障がいを問わずに、人の能力を問うていた。
過度な能力主義に向かう現代、この警告は有効かと思うけど、日本が規定している障がい認定基準で一定程度の生活を保障されている人たちも、「みんな障がい者なんだから」とその保障をなくすような愚考だけは避けて貰いたい。
公共の場を喫煙になど健康増進を過度に謳うWHOは社会保障費の抑制を狙っているのだろうから。
しかし、人間とコンピューターの共存は結局、「人は何で糧を得るのか」の問いに行き着くと思うのだけど、WHOはそこまで人の健康を考えているのだろうかと思いもするのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿