田舎の叔母から電話で、海辺近くだからなのか、涼しさを求め、里に下りてきたとんぼが大量に発生し、人にぶつかるように飛び回っているらしい。
都会のヒートアイランドにいるせいか、9月になっても真夏日を記録するこの頃、とんぼのとの字も見かけない。
中島みゆきと福山雅治の「幸福論」を思い浮かべ、絶対的暑さが蔓延する今日、クーラーの効いた永田町界隈の常識はずれの蒸し暑さは、相対的幸福論しか判らないエリートちゃんたちだからなのかなとふと思う。
と中島みゆきは歌い、
「それは人類60億もの 年齢、性格、体質にそって 主観的であるべきです」
と福山雅治は歌う。
けれども、そんな絶対的な幸福論は振り返られずに、相対的幸福論が社会であるかのように語られる。
戦争や飢餓で死んでいく人はいるし、自殺をする人もいるけど、相対的に見れば、「西部戦線異状なし」
もっともっとエゴイスティックに絶対的幸福論を語った方がいいんじゃないか。相対的幸福論でお国の大将の席取りゲームに夢中になる絶対的幸福論者のように。
0 件のコメント:
コメントを投稿