色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
妻を亡くし独り身の大学教授がある朝、自殺しかけていた女性をとめ、その女性が忘れていった本に惹かれて、リスボンのその著作者の家を訪れ、40年前のポルトガルのレジスタンスに生きた人々の話を聴く。
名優たちが演じるレジスタンスに生きた人々の今が見応えあり、大学教授が歩き回るリスボンの街並の美しさにも惹かれる。
サスペンス風に描かれる40年前のドラマが解き明かされた時、今に生きる初老の大学教授がこの街で生きたいと思う感情、何となく判る。
スイスとリスボンを結ぶ夜行列車にも興味があるけど。
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