それなりに面白かった前篇の続きと観に行ったけど、宮部みゆきの原作の論理だろうサスペンスのカラクリがつまらなく、がっかり。
ただ、バブル崩壊時の中学生たちという時代背景があの当時の中学生を思い出させ、学校内裁判というみんなでやり遂げた物語の方はなんかしっくり納得できた。
みんなでやり遂げる連帯感が感じられなくなったのはこのすぐ後、携帯電話が出始めてからじゃないだろうか?
そういう視点で見ていくと、バブル崩壊前後、やはり自殺していった友人たちも僕の周りにはいたわけで、映画のような単純な達成感の裏にある空しさを感じたことを思い出す。
それがこの物語が薄っぺらだと感じる理由なんだろうなと思いもした。
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