執念深い師匠と弟子の音楽バトルの凄まじさは予告編を観た時から感じていたけど、師匠と弟子の駆け引きが面白い。
ドアップを多用しながらも時々つまらないショットもあるなど、新人監督らしい甘さもあるけど、ここまで観せた力量はさすが。
ただ、主役のマイルズ・テラーがヘヴィなドラマー役なのにプヨプヨな腕だったり、あれだけ厳しい師匠なのに詰めの甘さがある役柄だったり、ミスマッチが気になった。
職人的なプロと呼ばれる人間の脅威の鋭さって、今の日本では死語になっていると思うけど、欧米ではまだ健在なんだなと思いもした。
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