バツイチ男が人工知能のOSに恋をした。ハイテクが進んだ世界の満たされない男。人工知能のOSを手に入れてからの彼の生き生きとした姿。
リアルラブとバーチャルラブの違いに初め振り回され、やがて人工知能のOSは彼にはなくてはならぬものになっていく。
人は依存することで生きがいを見いだす。その依存度の強さは自分を見えなくする。
しかし、人とコンピューターの恋は会話ばかりで絡み合うこともないから映像にすると何か物足りない。
コンピューターのバージョンアップが生身の人間がそう簡単に変われない寂しさを描き出し、リアルと同じ過ちに陥る彼に人間くささを感じつつ、人とコンピューターの恋の物足りなさを感じた僕も生身の人間なんだよなと思えてくる。
未来の恋はどんな感じなんだろうね。
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