土屋ガロンと嶺岸信明の日本の漫画が原作で、韓国のパク・チャヌク監督が映画化し、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品のハリウッドリメイク。
酒に酔いつぶれた夜、突然拉致され、テレビだけ置かれた部屋に20年間監禁された男の復讐物語。
韓国版と比べると前半の監禁場面は淡泊に描かれ、後半の因縁話はわかりやすく作られていた。
しかし、何故、スパイク・リー監督がこの映画を作ることを引き受けたんだろうと疑問が浮かびつつ、20年間の時代の流れをアメリカの政治ニュースで見せ、残虐な復讐場面を映し出すところはらしいといえばらしいけど、アクションシーンなどはカンフーを意識したのか笑ってしまった。
山場のベットシーンでは時代錯誤の映倫への気遣いなのかバカでかいボカシが入るし、映画作品をしらけさせる。
結末も安易に感じられるし、よく出来てはいるけど、あまり印象残らない作品というのが感想。
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