キネ旬のベストテンにもノミネートされた作品で、「イン・ザ・ヒーロー」の武正晴監督作品ということで観に行く。
自堕落女から百均で働く女になり、ボクサーに恋して、ボクシングで自分の憂さを晴らす、安藤サクラの怪演が凄く、完全女を棄てた女の色気がすさまじい。
「イン・ザ・ヒーロー」で平成時代の昭和男を描いた武正晴監督がここでは平成ギャルに潜む昭和ぽっい鬱屈が面白く、終盤のボクシングの試合の場面は圧巻。
デビュー戦で負け試合の苦渋を味わう主役を見ていると、昔観に行ったボクシングの試合でリベンジかなわない選手の悔しさを思い出した。
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