香港生まれで米国で活躍しているウェイン・ワン監督の日本で製作された新作。
ビートたけしと西島秀俊の共演ということで期待して観に行ったけど、観念的というか、抽象的というか、面白くなかった。
スランプに陥った作家が妻と休暇で訪れたホテルで歳の離れたカップルと出会い、そのカップルの私生活をのぞき見る。
サスペンス風のストーリーながら、そのサスペンスも空回りで、互いに絡みながらも深みを増さないお話はやはり面白くない。
ハイビジョン画質でたけしと西島の肌のきめばかりが鮮やかに映し出されてもつまらないし、「女が眠る時」の寝姿はビデオ撮影で画質が粗い。エロチシズムもこれじゃ台無しで監督は何を見せたかったのかただただ疑問。
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