2008-10-20

複勝を買おう Let's buy a double winning horse.

金融危機の昨今、中央競馬の秋のグレードレースも始まり、秋華賞では1着から3着までの順位を当てる三連単馬券が1098万2千20円の夢の1000万馬券となった。

三連単馬券の組み合わせ数で、三頭の馬に絞り込んで買うならば、その順位を入れ替える種類は6通りになるけれど、今回入賞した馬の人気順は1着のブラックエンブレムが11番人気、 2着のムードインディゴが8番人気、3着のプロヴィナージュに至っては出頭数18頭の16番人気と予想困難であるから、1000万馬券になり得たわけで、当然、私めも当たりませんでした。

競馬の勝ち馬に対する当たり馬券は、その種類も多数あり、大金狙いならば1着から3着まで着順通りに当てる三連単や1着から3着までに入賞した馬を当てる三連複があるけれども、オーソドックスな1着、2着を当てる馬単、馬連や1着から3着までに入りそうな馬二頭を選ぶワイド馬券もあるし、お目当ての馬一頭が1着に来たら当たりの単勝や1着から3着までに入賞したら当たりの複勝などもあり、危険度を選べる仕組みにもなっている。

今回の秋華賞の結果を見ていくと、それぞれ美味しい配当金が示されているけれども、着目したいのは、複勝式。1着のブラックエンブレムが11番人気で、930円、 2着のムードインディゴが8番人気で610円、3着のプロヴィナージュが16番人気で、6,210円。とても複数選択では買えそうにない馬は、複勝式で押さえておくのが美味しいような気もしてくる。

実力揃いの馬たちが競い合うグレードレースで、少額賭けて、ちょっとした冒険を楽しむのも面白いかも知れない。多額を賭けて、「嵐の中、雨戸を開く」恐慌に巻き込まれる愚かさにならぬ程度に。

金と酒は溺れぬほどにたしなむのが粋なのだから。

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