色は匂えど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見し 酔ひもせず(いろは歌)
「今時、ツルハシ一日持ったって、8,000円が相場だぜ。」
賃金のクレームの電話なのか、携帯電話に粋がる経営者らしき親父さんは、電話をし終えた時、こちらと目が合い、「仕方ないじゃないか」とでも云うような目つきで、歩き去る。
その後ろ姿は、糖尿をこじらせたのか、足を引きずっていた。
「僕らはみんな生きている。生きているから・・・」
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿