2010-04-21

みんな人の子 Person's all children

この頃、一昔前のトレンディドラマを何本か見ている。

唐沢寿明、清水美砂、福山雅治、浦江アキコの四角関係の恋愛ドラマ「ホームワーク」を見終え、今は今井美樹、仙道敦子、石橋凌、中嶋朋子、福山雅治のオフィースドラマ「あしたがあるから」を観ているところ。

パソコン作業をしながら流し観るには、トレンディドラマはなかなか面白みがある。

1990年代のバブル崩壊の頃、人の幸福価値観を描くこのドラマたちは身勝手になりつつある日本人の幸福論を見るようで、なかなか興味深い。

ホームワーク」は唐沢お坊ちゃんが同棲相手がいるのに他の女の子、清水美砂を好きになり、居候の福山に疲れ切っている清水美砂もぐらつき始める。唐沢お坊ちゃんの宝田お父ちゃんも金があれば幸福といいつつ、思い通りにいかない子供たちに寂しさがにじむ。

お坊ちゃんドラマの結末はクリスマスの夜。主題歌「クリスマスキャロルの頃には」が流れ、感動させようとしてもなんかやっぱりお坊ちゃんドラマ。流し見程度がやはりちょうどいい。

あしたがあるから」は今井美樹気楽なOLがある日突然、一部署の部長に抜擢されるシンデレラ・ストーリーならぬ、いじめ物語が始まるのだけれど、ヒロインはけなげに「昨日は死骸。明日があるから」とひたむきに逆境に立ち向かうサクセスストーリー。ここでも村井国夫金持ち社長が未練たらしく過去への報復を金の力で押しつけたがる。

金より人のふれあいが幸福という幸福論は、幸福な時代だから成り立つのかなと思ったりする。

もっと深いところ、みんな人の子という見方でトレンディドラマを観ていくの幸福という不幸せがお金の怖さを見えなくしているのだろう。

自分の過去と現在と未来に出逢う「クリスマスキャロル」に思いを馳せながら、一昔前を振り返るのも悪くない。

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