2011-01-18

アナログ化 Making to analogue

ラニーニャ現象とかの影響だかで、正月明けから連日の大雪。

とはいっても、世界に誇る世界でただ一つの雪国170万都市、ライフラインの維持はさほどの支障なく、動いているのだけれども、除雪車の置きみやげである家の前の雪の塊の処理に一苦労のこの頃。

バブル崩壊の1990年代もこの位の大雪は毎年あったけど、あれから10数年、自分も高齢化なのか、それともハイテク怠慢なのか、雪かきも一仕事になってしまった。

そんな時、ついつい除雪のハイテク化などと考えてしまうけど、ハイテク技術で温暖化加速なんて事になるのなら、これで致し方ないのかなと思ったりもする。

生活除雪で時間を取られる日々、雪かきを終えて、家に戻り、朝飯を食べていると、ガスメーターの検針のおばちゃんの声。

玄関に出て、対応すると僕が留守の時にガスメーターの取り替えが入ったようで、検診の値が合わなく、台所横の勝手口にあるガスメーターのナンバーを打ち込むために、検針のおばちゃんに家に上がって貰う。

ガス会社情報集積で、メーターの取り替え記録を入れていれば済む事なのに、人件費高度成長した日本は人手作業の手間を残している。「なんて、アナログ」と思ったり。

そういえば、通っている歯医者の待合室に壁掛けられた液晶テレビをかつては「なんてハイテク」と思ったりしたけど、また通い始めて、「アナログ」の文字が表示されているのを見て、何だ、デジタル化していないんだと苦笑すると共に、来客ビジネスのテレビサービスが未だに「アナログ」のままが多い現実もあるようだ。

ハイテク日本も遠い昔。除雪作業で雪に埋もれ、亡くなる人のニュースも後立たず、どこかの街の停電や列車の中での年越しが、今の日本なのかなと思ったり。

「原発あるから、今の豊かさがある」とPRするなら、エネルギーの有効活用、安全活用をもっと考えれと云いたいところだけど。

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